お内裏様とお雛様





ひな祭りの歌に「お内裏様とお雛様、二人ならんで　すまし顔」という歌詞が出てきます。子供のころに学校で歌いましたので頭の中に残っていました。この歌詞ではお内裏様とお雛様が二人並んでいるということになっています。内裏（だいり）とは天皇の住まいである御所のこと。内裏雛とは雛人形の男雛と女雛の一対を指すということです。飾り方も関東と京では男雛と女雛の並ぶ位置は逆になるとか。日本古来の並べ方では左が上位という考え方があるので、向かって右に男雛で左に女雛ということです。これを人形側から見ると左上位で左に男雛になるということです。しかし昭和天皇が即位してからは国際的なことも考慮して右が上位ということになりました。よって現在では右が上位で男雛を並べているところが多くなっているようです。しかし京都では伝統を重んじて日本古来の並べ方をしているところもあるということです。ちなみに三人官女というのは宮中に仕える女官のことで、内1人のみお歯黒、眉無しだそうです。

















コエンザイムQ10はもともと人間の体内にあった成分で、なくなってしまうと生死にかかわるというほど重要なものでもあるのです。コエンザイムQ10の働きはまずは、食事で摂取した糖やアミノ酸、脂肪などをエネルギーに変えてくれるということです。身体の内部では細胞の中にあるミトコンドリアと呼ばれている小器官によってエネルギーが作り出されていますが、コエンザイムQ10がないとエネルギーが生産できないということがわかってきています。
そしてもうひとつのコエンザイムQ10の働きは、活性酸素による酸化から細胞を強力に守って、若々しい身体を維持してくれる働きも持っているということです。コエンザイムQ10は細胞のミトコンドリア内に入っていける唯一の抗酸化物質ということです。コエンザイムQ10は活性酸素による酸化から守ってくれ、本当に老化を遅くして若々しさを保ってくれる成分なのです。
酸化が健康や美容に悪いということは最近知られているところですが、この酸化に抵抗する作用を抗酸化作用といいます。細胞も酸化してしまうんです。その酸化の原因が活性酸素というわけですが、活性酸素が悪者のように思えてしまいますが良い面もあります。ウィルスや細菌などを攻撃してくれるのです。増えすぎると正常な細胞やDNAにも攻撃するようになってしまって、ガンや糖尿病、動脈硬化、老化などの様々な病気を引き起こす原因になってしまうのです。活性酸素を撃退するための抗酸化物質としては、ビタミンEですが、ビタミンEもまた老化を遅らせるといわれています。しかし細胞脂質の酸化を最も防止してくれるビタミンEは、コエンザイムQ10がないと抗酸化力が発揮できないということなのです。


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