お内裏様とお雛様





ひな祭りの歌に「お内裏様とお雛様、二人ならんで　すまし顔」という歌詞が出てきます。子供のころに学校で歌いましたので頭の中に残っていました。この歌詞ではお内裏様とお雛様が二人並んでいるということになっています。内裏（だいり）とは天皇の住まいである御所のこと。内裏雛とは雛人形の男雛と女雛の一対を指すということです。飾り方も関東と京では男雛と女雛の並ぶ位置は逆になるとか。日本古来の並べ方では左が上位という考え方があるので、向かって右に男雛で左に女雛ということです。これを人形側から見ると左上位で左に男雛になるということです。しかし昭和天皇が即位してからは国際的なことも考慮して右が上位ということになりました。よって現在では右が上位で男雛を並べているところが多くなっているようです。しかし京都では伝統を重んじて日本古来の並べ方をしているところもあるということです。ちなみに三人官女というのは宮中に仕える女官のことで、内1人のみお歯黒、眉無しだそうです。

















化粧品販売のマルチ商法を行っている会社はあるといわれています。化粧品は女性にとって必要なものですが、それを友人に紹介することにより通常よりも安い値段で購入することができるだけではなく、どとらかというと友人に販売することによって自分の利益となることのほうを重視しているのです。マルチ商法というものは、すべての人が化粧品を購入するわけはないのです。でも購入する商品がどのようなものであっても、自分だけで購入することであれば何の問題もないのですが、それを人に売って儲けようと考えた途端にマルチ商法の破綻が始まってしまうのです。
マルチ商法はいつまでも後を絶ちませんが、その理由をご存知でしょうか。それはと言うと親会社は何の痛手も被らないからだといえます。つまり損をするのは儲けようと考えて化粧品などの商品を購入した人たちです。本来は化粧品の品質が良いものであれば、何もしなくても売れていくハズだと思うのですが、本当に効果があるのかどうかわからない商品には誰も見向きもしないでしょう。マルチ商法で販売されている商品は化粧品だけではなくいろいろなものがあります。それらの多くは聞いたことのないようなメーカー名である場合が殆どではないでしょうか。
マルチ商法を使わなくても本当に良い品であれば売れます。しかしそのよう販売を使って販売しているということは、それだけでも怪しいと考えていいかもしれません。つまり、まともな営業をやっていても売れないとわかっているということです。連鎖販売取引というものが特別なものであるということを認識しておくことによって、被害に遭うこともなくなるでしょう。なかにはマルチ商法で扱うその化粧品が気に入っているというものもあるかもしれませんが、それは使用するかどうかは本人の判断ですよね。





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